さて続きです。
インレタと方向幕を入れて行きます。
その前今回行き先を久里浜にするのでサロのシートを逆にします。
TOMIXのリクライニングシート装備の車両はシートを取り外して進行方向側に向けることが出来ます。
出荷時の状態が千葉側向きなので逆にします。
ついでにサロ124の方向幕にシールも貼ります。
サロ124以外の車両は付属の方向幕パーツを差し込む形になっているのですがサロ124は窓ガラスパーツにモールドされているので、
車体をバラした時に貼ってしまいます。
インレタを貼ったあとですとバラし作業中に貼ったインレタを傷つけてしまう可能性もありますので。
座席の入れ替えが終わりましたのでインレタを貼って行きますが、当時のサロ124が入った編成には製品に入っているクハ111 1500トイレ付きとは組み合わされて無く、実車は1505 1506の2両のみで幕張所属。サロ124は大船所属。そして1500番台のみで組成された編成は前述のクハが入る編成のみ。しかもインレタシートに印刷されている番号はその編成の番号なのです。色々考えたのですがシートの番号を貼って編成を組成し、所属は大船を貼ることにしました。後々サロ110 2両の編成を組む時があれば、所属を幕張にすれば実車通りにする事が出来ますしね。
(手元に大船編成の組成が分かる資料が無いのも今回の作業内容の後押しをしました。今後の事も考えて良い資料があれば入手した方がいいですね。)
ATS標記はATCとATS-Sn、ATS-Pが入ったものを選択。
JRマークは依頼人からの指定で今回はつけませんでした。
とにかくひたすら貼っていきます。
インレタが貼り終わりました。
方向幕と号車札を入れてを入れて行きます。
前述の通り基本編成は久里浜、増結編成は逗子を入れます。
TOMIXの方向幕パーツは裏面にシールを貼るので実感があります。
シールを貼り終わりましたので号車札と合わせてつけていきます。
取り付け作業終了です。
これで全ての作業が完了しました。
標記類が一部だけでも印刷されているのは本当に手間が省けて助かります。その分他の箇所に手を加える時間が取れますね。今回は靴ズリとトイレタンク、サロ110のクーラーに色差しをしましたが、自分の好みでクハ モハ サハ車のクーラーやドアに墨入れするのもいいですね。プラの場合、床下が素材のままのことがほとんどなので塗装してプラ感を薄ませるのも良いかもです。
何にしてもプラ製品は自分の好みで気楽に手が入れられるのが良いと思います。