すっかり春になりましたね。
天気のいい日にふと何事もない雰囲気の外を見ると世の中の騒ぎがウソの様に思えます。
コロナ、早く終息するといいのですが。
さてさて、今回も依頼を受けての作業です。車両はこれ。
Nの完成品ではスハネ30はカトーさん、スハネ30・スハネフ30はマイクロさんが製品化しましたけど、まさかプラのHO完成品が出るとは思いませんでした。
私自身は縁のある車両では無いんですよねー。茶色は特に。後に青になりましたがこれも実車を見た記憶がありません。
まぁ、物心がつき始めた頃には廃車されていた車両ですし。←歳がバレるなぁ
実車は1930年代初頭に三等寝台車(初代スハネ30・スハネ31)として登場。1941年に三等寝台車の連結中止により1944年にかけて座席車(オハ34)に改造されました。
その後、1956年に登場した10系三等寝台車の需要増に製造が追いつかない事から、オハ34を1959年から62年にかけて寝台車に再改造(二代目スハネ30・スハネフ30)しました。しかし、スハネ30・スハネフ30は冷房装置搭載が難しい事と老朽化を理由に1974年までに全車廃車となりました。
それでは作業に掛かります。
まずは室内灯の取り付けです。
車両は旧型ですが、模型は最新式(←言い回しが999みたい)ですので取り付け作業は簡単ですね。
ただし車体側と室内灯の通電金具の調整は必要です。
そしてデッキ側の室内灯はカットが必要です。
それ以外はサクサクと作業出来ます。
セットに入っているオロネ10の室内灯も付けて
室内灯の取り付け作業完了です。
次はパーツの取り付けです。
続きます。